☆全国図書館大会島根大会
10月25、26日に開催される第98回全国図書館大会島根大会の準備は着々と進んでいる。
メイン会場は島根県民会館大ホール、分科会は県民会館のほか、くにびきメッセ、島根県立大学短大部松江キャンパスの3箇所に分散して行われる。
初めて行う図書館の予算の分科会では、地方交付税の仕組みなどを学び、予算獲得の事例の報告がある。図書館の管理運営をテーマとした分科会では、日本図書館協会が実施した業務委託・指定管理者制度のアンケート調査の詳細な報告を行い、課題を明らかにするとともに、公契約条例制定、労働環境整備の問題について協議する。
図書館学教育の分科会は、司書課程を実施している島根県立大学短期大学部を会場に、さまざまな工夫を紹介しながらより充実した新カリキュラムについて検討する。資料保存の分科会では、被災資料の救済を焦点に平常時の備えについても考える。障害者サービス・多文化サービスの分科会は、資料のデジタル化と「サピエ図書館」などの配信サービスなどを取上げ、また多文化サービスの国際的な指針について、その実現などを考える。
各分科会の内容については引き続き紹介していく。
参加申込みは6月1日から開始される。
※ JLAメールマガジン 第601号<2012/5/2発信> より